研究者の心を動かした、
一枚の浮世絵。
アメリカの教授が選んだ、日本の美。 S Globalが支えた “物語” Story 02:浮世絵

商品・出品者紹介
名古屋の中心地に佇む、老舗の古書店。
創業以来、浮世絵や古典籍を中心に、時代を超えて受け継がれてきた“紙の文化”を守り続けてきました。
その店に並ぶのは、色褪せることのない葛飾北斎や歌川広重、喜多川歌麿たちの浮世絵。
どの一点も、ただの古い絵ではなく、歴史の中で呼吸してきた“作品”として、大切に扱われています。

きっかけと出会い
S Globalとの連携が始まり、eBayでの販売をスタート。
元々一定の売上はありましたが、ある日一通のメッセージが届きます。
送り主は──
アメリカの大学で浮世絵を研究する、ある教授。
“あなたの出品されている作品と解説に感動しました。
本物に出会えたような気がします。”
この出会いが、ただの取引を超えた“文化を結ぶ物語”の始まりでした。
選ばれた理由
教授はもともと、海外のオークションや専門店を通じて浮世絵を購入していたそうです。
しかし、
•商品の出品写真が美しく整っていること
•英語での解説文に信頼感があること
•メッセージ対応が丁寧で、発送・梱包も完璧だったこと
それらすべてが、
“自分の研究室にこの作品を迎え入れたい”と思わせる決め手になったのです。
「文化を理解している方が扱っている。だから、安心してお願いできると思ったんです。」
実際にその一枚の浮世絵は、教授の研究室で大切に飾られ、授業やゼミで学生に見せる“教材”として活用されました。

継続と信頼の広がり
その後、教授は定期的に購入を続け、さらに別の大学の研究者へも紹介してくださいました。
浮世絵は“美術品”であると同時に、“学びの入り口”でもある──
その価値が、静かに、でも確かに伝わったのです。
そして今、あの古書店の浮世絵は、遠くアメリカの大学で、学生たちの知的好奇心を広げ、文化の扉を開く存在となっています。

S Globalのサポート
今回の取引では、単に出品や発送を行うのではなく、
「研究者にとって価値ある状態」で作品を届けるための工夫を、細部まで行いました。
◆ 英語での解説・出品文の再構成
• 浮世絵の作家・時代背景・描かれている内容について、研究者が信頼できるレベルの英文解説を制作
• 「アート作品」としてだけでなく、「歴史的資料」として意味を伝える語彙・トーンに調整
例:
“This Edo-period print by Utagawa Hiroshige captures the subtle social transitions of late 19th-century Japan…”
◆ 出品ページの最適化
• eBayの「アート・アンティーク」カテゴリ内で、“研究用途向け”として検索にかかるようキーワード設計
• 写真は正面、拡大(摺りや色)、裏面、印章をすべて掲載し、画質・トーンも専門性ある仕上げに
◆ メッセージ対応・質疑サポート
• 教授からの質問(摺りの特徴・保存状態など)には、出品者に代わって英語で丁寧に回答
• 「資料として購入して問題ないか?」という学術的観点の質問にも、専門性をもって信頼対応
◆ 梱包・添付資料・文化的演出
• 美術品仕様の多層緩衝梱包、桐箱入り
• 英文の説明書(来歴・保存方法)と、作品に対する敬意が伝わる手紙を同封
• 外装は和紙と墨文字タグで仕上げ、“学術資料としての美しさ”も演出
✅ 結果的に、
「ここまで丁寧な出品者は初めて」と教授に評価され、
継続購入・紹介にもつながる**作品の信頼性を担保した届け方**が実現できました。

💬お客様の声
「もともと浮世絵を扱っていたので、海外に出してみたい気持ちはあったんですが、
正直どうやって販売していいのか分からずにいました。
実店舗では、観光で日本に来た海外の方に販売することもあったので、
正直、それで十分かなと思っていた部分もあったんです。
S Globalさんにお願いしてからは、出品や翻訳、購入者対応、発送まで
こちらはほとんど手間がなく、とてもスムーズに進めていただきました。
特に印象に残っているのは、アメリカの大学教授が研究用に購入してくださったこと。
そこから継続購入や紹介にもつながり、
売上面でも確実に数字として成果が出ています。
信頼できるパートナーと一緒に、文化を届ける価値を実感しました。」
(古書店・代表)
伝えたいこと
美術商や古書店、工芸の担い手の皆さまへ──
今、世界では“本物の日本文化”への関心がかつてなく高まっています。
売上ではなく、“正しく伝える”ことで繋がる出会いがあります。
S Globalは、あなたの想いを、言葉にし、形にし、
本当に求めている世界の誰かのもとへ届けるお手伝いをします。
一枚の浮世絵が、異国の大学で語られている今。
次は、あなたの作品が世界へ旅立つ番かもしれません。
「私たちの商品も、世界に届けたい。」
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